2022年10月14日(金)、経営学科の青木ゼミ(セミナーⅡb)は体験型学修の一環として吹田市にあるダスキンミュージアム(1階にミスドミュージアムと2階におそうじ館)を見学した。
ダスキンの全国チェーン店お客様売上高は2022年3月期で3893億円であり、そのうちおよそ71%が訪販事業(掃除レンタル等)、およそ22%がフード事業(ミスタードーナツ等)で構成されている。
学生たちは全国978店舗で展開されているミスタードーナツのフランチャイズビジネスについて関心を寄せ、ダスキン(フランチャイザー)とミスタードーナツ加盟店(フランチャイジー)がダスキンの経営理念に賛同していることを学習した。それにより、ダスキン本部と加盟店は同じ情熱を持つ共栄共存のファミリーであり、類まれな結束力と組織力を作り上げることがわかった。
ダスキン創業者の鈴木清一の経営理念は現在も毎日全員で唱和され、確認され続けている。フランチャイズに加盟する際もダスキンに入社する際も経営理念に賛同していることが条件となっている。それにより、ダスキンは確固たる経営理念に基づきフランチャイズという仕組みで祈りの経営の実現を目指していることがわかった。
鈴木清一の「利益は喜びの取引から生まれるもの」というお客様の喜びを第一とする想いは経営理念という形で脈々と継承され続けていることを理解することができた。
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