大阪国際大学(大阪府守口市、学長:宮本郁夫)経営経済学部経営学科では、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の佐々木紀夫氏を講師に招いて、「消費者からの信頼とブランドを守り抜く経営理念の浸透」をテーマに、7月18日、講演会を実施しました。同学科の2~3年生を対象に「ブランド戦略論」で実施。学生の将来のキャリアに役立つ演習として、経営理念に基づく実践的なディスカッションを体験しました。
本学の経営経済学部経営学科では、卒業後に企業の中核人材として活躍できるようになることを目標としており、経営学の専門知識の修得とともに「体験型の学修」として企業と協働するプロジェクトやビジネスの第一線で活躍する実務家による講演等を積極的に実施しております。
このたびは、ブランド戦略(担当:近藤浩章教授)の科目で、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の佐々木紀夫氏に講演をしていただきました。
講演では、まず企業における経営理念の役割と、それが企業活動の方針を決める上でどのように活かされているのか?という解説をされました。そのうえで、企業や社員のモラルが改めて社会の中で重要視されるようになっている背景から、多くの企業で社員全員が経営理念について考え、ディスカッションを行う活動があるということを紹介していただきました。その疑似体験として、「判断が分かれる経営課題」において「経営理念に基づく判断とはなにか?」についてグループディスカッションを行いました。学生にとっては、経営理念に基づく企業行動の重要性を深く学び、仕事観を育む貴重な機会となりました。
受講した学生からは、次のように声が寄せられました。
・将来、企業に勤めるときは経営理念が定まっている企業に(就職したい)、起業するときはそれをしっかり示したい。自分にとって誇りに思える企業に勤めたいと感じた。
・経営理念について、今まで「綺麗事」だと思っていたが、実際に企業の現場で活用しているのであれば非常に重要なものだと思った。
・経営理念について、演習を行ったことで新しい発見がみつかり面白かった。
・演習では、自分たちが実際に会社で働く立場になってアイデアを出しているような気分になった。
・問題に直面した時、全員で解決していくことが、より良い会社を作る上で大切だと、グループワークを通じてわかった。
◇参考URL:
〈大阪国際大学 経営経済学部 経営学科〉