「ようこそ先輩!!」マーケティング論で本学OGカネテツデリカフーズの久保田瑠果氏が講演
経営経済学部では、2022年7月11日に「マーケティング論」(担当:経営経済学部 経営学科 近藤浩章教授)にて、本学の2021年卒業生で食品メーカであるカネテツデリカフーズ株式会社マーケティング部で活躍する久保田瑠果氏が「商品開発実践事例」について講演しました。
講演は、会社概要と主要商品の紹介に続き、久保田氏が学生時代の留学経験や入社の動機、学生時代の思い出など卒業生ならではの話題となりました。
続いて、久保田氏自身が取り組んだプラントベースの新製品「Vegish」の開発について、新製品開発の意義やねらい、データによる綿密な市場調査や売り場での消費者行動調査や検証、流通業者との交渉を経て新製品発売に至るプロセスについて、開発・製造部門との調整などの苦労話を交えながらわかりやすく解説しました。
久保田氏に続いて同社管理部の前村怜花氏が登壇し、会社の全体像や職場の雰囲気、求める人材像を紹介し、学生にとって企業活動について理解を深める絶好の機会となりました。
学生からは、「仕事は部署間の協力のもとで実現できるとわかりました。」「入社してからの経歴や製品開発から発売までの話が聞けて、とても貴重な機会でした。」「年齢が近い先輩からリアルな話が聞けて、学生の勉強と企業でのマーケティングは違うこと実感しました。」「開発の視点である、社会のためになるのか、得意先のためになるのか、自社が発売する意味があるのか、など考え抜くことが大変難しいと感じました。」「実際のマーケティング部門で働いている先輩の話を聞いて、今の勉強は無駄ではないと肌で感じました。」といった声が寄せられた。
経営経済学部では、企業の実践事例などを積極的に取り入れながら、今後も「体験型の学び」を加速してまいります。