経営経済学部経済学科2年生のセミナーⅡaにおいて、6月15日㈬2限に、大阪府・大阪市IR推進局企画課の畑中秀夫氏と森脇良太氏をお招きし、「大阪がめざすIRについて」というテーマで合同講演会を奥田メモリアルホールで開催しました。IRとは、「Integrated Resort」の頭文字で統合型リゾートと呼ばれており、民間事業者がホテルやレストラン、ショッピングモール、エンターテイメント施設、国際会議場・展示場、カジノ等の施設を一体的につくり、運営するものです。
大阪府・大阪市IR推進局は、2016年12月に「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」が可決・成立されたことを踏まえ、IR(統合型リゾート)の誘致に関する事項を大阪府・大阪市一体で行うことを目的として、2017年4月に大阪府と大阪市の共同の内部組織として設置されました。2018年7月には「特定複合観光施設区域整備法」が可決・成立したのを受け、同局では、IRの大阪・夢洲への誘致実現に向けて取り組んでいます。
講義では森脇氏より、IR(統合型リゾート)とは、大阪の現状、観光分野の基幹産業化、大阪がめざすIRとは、といった内容について、豊富な資料を活用して、とても分かりやすく説明して頂きました。
質疑応答の時間では、学生から出た質問に、畑中様や森脇様からわかりやすくご回答を頂きました。
学生の主な感想
・ギャンブル等依存症への対策や街に住んでいる人への理解などの問題に対して、対応していこうとしているのが印象的でした。
・本日は貴重なお話をありがとうございました。私はこの大阪のIR施設のお話を聞いてとても興味を持ちました。実現することを楽しみにしております。
・今回、IRの話を聞き、自分が生まれ育ち、今も生活している大阪が、活気溢れるようになると想像すると、とても興味が湧いてきました。
・今日はお忙しい中、有意義な時間をありがとうございました。すごく、わかりやすい説明でIRとは何か、がわかったので良かった。