2022年5月19日(木)4限、1-401教室にて株式会社学情キャリアサポート部副部長の岩本和彦様がインターンシップの現状と就職活動までのスケジュールについてご講演していただきました。
 ご講演は青木ゼミ3年生(7名が履修)と経営学科、経済学科に所属する3年生のゼミの先生方が有志でZoomに参加し、キャリアサポートセンターの職員2名、2年生2名が参加していただきました。
 岩本様は2006年3月に卒業した本学OBが京都支店で営業職として勤務されていることを紹介されました。その後は就職に関するテーマとして、入社後3か月で辞めた事例を説明されました。今後、必要なこととして、①社会を知ること、②自分自身を知ること、③インターンシップに参加すること、④企業の強み(=価値)を理解すること、⑤早期選考の実態を把握することについて具体的に説明をされました。
 特にインターンシップは事実上、採用選考に関わってくるため、3年生の夏休み以降の過ごし方についての言及がなされました。自己分析の方法としてはエドガー・シャインのキャリア理論を用いた方法論を説明し、3つの問いについて各10項目を挙げ、キャリア・アンカーの要素を知ることを強調しました。ジョハリの窓を紹介し、盲点の窓について知見を広げ、エントリーシートに活用することを説明されました。
 インターンシップと採用の関係については株式会社学情と朝日新聞がリサーチした詳細なデータを提示し、学生たちにとっては現実的な就活生の実態が浮き彫りになりました。
 最後は質疑応答として、懇切丁寧にご見解を話していただきました。
 岩本様、お忙しい中、誠にありがとうございました。