経営経済学部経済学科のセミナーⅡaにおいて6月1日(水)2限に、おおさかATCグリーンエコプラザと本学の教室をオンラインで結んでオンライン見学会を開催しました。
見学会は、エコプラザの安田様により同プラザ内の各ブースを巡りながら様々な展示パネルや展示物の説明を頂きました。地球温暖化の紹介コーナーでは、このまま何もしなければ2100年までに地球の気温が4.8度上昇する、それに伴い海面が上昇して太平洋の小さな島国では甚大な影響があるということの話の後、それに関連したSDGs(持続可能な開発目標)について話を頂きました。エコマークゾーンでは、伊藤園による茶殻の有効活用事例紹介、循環型社会形成推進ゾーンでは、リサイクル木材を家具や壁などにリサイクルするPALLET・HOUSE・JAPANの紹介等を実際の商品を示しながら説明を頂きました。また、3R(リデュース、リユース、リサイクル)についての説明、産業廃棄物の収集・処理・リサイクルや最終処分さらには最終処分場の跡地利用等を行っている大栄環境について説明を頂きました。最後の環境防災ゾーンでは、災害時に役立つスーツケースのような浄水器、断水時にマンホールに直結して利用する災害対策用トイレ等、実物を示しながら紹介を頂きました。説明の途中に、クイズが出され、指名されたクラスから学生が回答してくれました。
地球上で実際に起こっている環境問題について、身近に感じられる「ごみ・廃棄物」の問題に取り組んでいる企業の取り組み等、様々な観点から環境について学習でき、非常に有意義な見学会になりました。
学生の主な感想
・まずはごみを出すのを減らすことを心掛けたいと感じました。
・産業廃棄物の処分場が、花が沢山ある公園に生まれ変わったのを見て驚きました。
・プールや池の水を飲料水に代える浄水器が凄いと思いました。
・断水時に使えるトイレはとても有り難いと思いました。
・環境や災害に取り組んでいる企業が沢山あることが分かりました。