2021年12月11日、昨年に引き続き、鳥取市鹿野町で大学間交流ワークショップを行いました。参加メンバーは、鳥取大学 学生団体CITA、公立鳥取環境大学 甲田先生ゼミ、いんしゅう鹿野まちづくり協議会、そして大阪国際大学 久保ゼミです。
 まず、空き家のリノベーションに携わっているCITAと、耕作放棄地における観光事業に参画している久保ゼミが活動報告を行いました。
 本年のテーマは、「廃校解体後の空き地活用」です。チームに分かれて現地を視察し、バズセッションでアイディアを出し合いました。最後は各チームが発表をおこなった後、一人一人が、一番いいと思ったアイディアに投票しました。
 研究分野が異なる学生たちや地域の方々が、一緒にワークをおこなうことで新しい気づきを得ることができ、意義深く楽しい研修でした。「自然と調和した、多世代交流」がキーワードになった、私たちのアイディアが形になる活動にも今後参画していきたいと思っています。

*「鹿野ちゃれっじ」とは鳥取市鹿野町の地域資源を活かした観光交流事業のことです。国際教養学部 国際観光学科 久保 由加里教授ゼミ生は、鹿野町の強みの1つである、「農」をテーマに地域協働活動を行っています。鹿野町河内地区が取り組んでいる、耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画して6年目を迎えました。この活動は鳥取県主催 令和2年度「令和新時代創造県民運動表彰」において最優秀賞を受賞しました。

ワークショップ参加者全体での記念撮影。
大学間交流ということもあり、幅広い分野、世代を超えての交流が実現しました。