経営経済学部経済学科の金融・経済コースにおけるサブセミナー(外島・花木クラス)において、10月15日㈮に大阪市中央区にある大阪企業家ミュージアムへの見学体験イベントを開催しました。同ミュージアムは、「企業家たちの高い志、勇気、英知を後世に伝えるとともに、その気概を人々の心に触発することを通じて、企業家精神の高揚、次代を切り拓く人づくり、ひいては、活力ある社会づくりをめざす」施設です。
参加学生(13名)は、社会・経済の発展、生活向上の原動力である企業家たちのチャレンジとイノベーションをテーマとして数々の展示物を見学することで、五代友厚、松下幸之助、小林一三等の数多くの優れた企業家たちの足跡や高い志を知ることができました。卒業後、企業で働くのか、あるいは起業するのかいずれにせよ、チャレンジする気持ちである「企業家精神」が必要であります。本見学体験企画を通して、「企業家精神」を切り口に、企業や社会から求められる職業観を育むことができたと思われます。
学生の主な感想
・自分の身近な企業を創業した人や、普段使っている製品を開発した人を沢山知ることができ良かった。
・知っている企業の創業者の写真や展示品を見て感動した。
・創業者の苦労話を聞いて、大企業でも創業時は大変だったことを知り勉強になった。
・阪急電鉄小林一三氏の「客がいなければ作る」という考えがおもしろかった。
・五代友厚と渋沢栄一は明治のビジネスリーダーとしてある種同格の存在であるのに、五代友厚の名前は聞いたことがなく、そのような隠れた重要人物の知識が得られて良かった。