経営経済学部経済学科の「証券市場論」(水曜3時限、担当:外島)において、6月30日に株式会社大阪取引所金融リテラシーサポート部の玉岡真一氏をお招きし、「デリバティブ取引の意義と役割」というテーマで特別講義を実施いたしました。
 大阪取引所は日本取引所グルーブの子会社で、市場デリバティブ取引に必要な取引所金融商品市場の開設を目的とし、取引の管理に関する業務、取引参加者の管理に関する業務、その他新商品・新制度の導入・調査研究等を行っています。
 講義では、日本取引所グループとは、デリバティブとは、先物取引とは、オプション取引とは、デリバティブ活用事例等の内容を、とてもわかりやすくお話いただきました。金融業界の第一線で活躍する実務家による講義体験であったので、オンライン講義となりましたが、受講学生にはとても好評でした。

〈受講生の主な感想〉

・JPXは見たことはあったが詳しくは知らなかったので、今回の話は面白かった。あのテレビでよく見る場所で何をしているのかが知れたのも良かった。

・デリバティブの事を事例も交えてくわしく解説してくれたので分かりやすかった。どこで調べればいいかも教えてくれたので今後デリバティブについて考える際に参考にしたい。実際に取引所で働いている方の話を聞くと、頭でイメージするよりも身近に感じることが出来ました。

・異常気象が発生し気温や降水量などに関する指標が定められた基準を超えたときなど、金額が支給されるという天候デリバティブ取引というのがあることに驚いた。

・今回の特別講義を受けて、直接現場で働いている人の講義を受けることができるのは貴重な体験なのでとても勉強になりました。

・実際に大阪取引所の方からお話を聞けるといった大変貴重なものであり、1つ1つの説明に、説得性がとても感じられました。