令和3年6月10日、大阪国際大学経営経済学部経営学科とパナソニックパンサーズは、スポーツビジネス分野の人材育成に関するパートナーシップ協定を締結しました。
具体的な活動内容として、「経営課題解決の立案」、「立案に対する現場からのフィードバック」、「課題解決に向けた実践」が挙げられます。
第一に、「経営課題解決の立案」とは、学生がパンサーズにおける経営上の課題を自ら調査し、解決に向けた提案を企画することであります。そのために、はじめにパンサーズから現状の運営状況・経営状況や経営理念に対する解説を行っていただき、学生が企画するための基礎的資料を提示していただきます。そして、学生たちは、それぞれが設定した経営課題に対する解決策を調査し、パンサーズに対してプレゼンテーションを行います。
第二に、「立案に対する現場からのフィードバック」とは、学生の企画発表に対し、実際に働く現場スタッフからみた改善点、優れた点を指摘していただくことであります。教員による学術的な視点からみた指導だけでなく、現場から見た課題・改善点を指摘していただくことで、産学協働の学びを推進しながら、より実践的な企画を立案していきます。
第三に、「課題解決に向けた実践」とは、実際のプロスポーツの場において、学生が立案した企画を実践することです。実践に際しては、企画前後での変化をみることで効果測定を行います。
本学では、こうしたスポーツビジネスコースでの専門的な学びだけでなく、スポーツビジネスやスポーツマネジメントに興味関心を持つ学生、バレーボールやパンサーズに興味関心を持つ学生など、より多くの学生の成長につながる学びの機会を提供していく予定です。
パナソニック株式会社スポーツマネジメント推進室スポーツ事業センター久保田 剛 所長と佐藤 智明 経営経済学部長