大学紹介

留学生が大阪・北浜の大阪取引所で学外授業を受けました。

Date.

17/01/19

 冬期休暇中の1月6日午後、大阪国際大学国際関係研究所の村田菜穂子教授の日本語授業を受けている留学生15人が、大阪・北浜の大阪取引所で、学外授業を受けました。留学生らは、聞きなれない言葉にも熱心に耳を傾け、必死にメモを取り、質問していました。
 参加したのは基礎的な日本語を学ぶ1年生8人と上級日本語を学ぶ2年生7人の15人。村田教授に引率され午後3時過ぎから大阪取引所を訪れました。
 大阪取引所(旧「大阪証券取引所」)は、世界でも最初に商品先物取引をしたとされる堂島米会所がルーツ。2013年、東京証券取引所グループと経営統合した後、翌年にデリバティブ(株式、債券、為替などの金融派生商品)市場を統合し、大阪取引所の名称になっています。学生たちから「日本社会の今」をもっと知りたいという要望があり、村田教授がリアルタイムの市場の現場を見てみようと提案し、今回の授業になりました。
 まず、留学生たちは、1階の株価ボード前で取引所の仕事の内容や建物についての説明を受けました。立ったままの状態で耳を傾け、熱心にメモを取っていました。このあと、5階のギャラリーでビデオを見ながら業務についての解説を聴きました。大阪経済界のリーダーで初代大阪商法会議所会頭だった五代友厚が設立した取引所において、留学生たちは盛んに質問をし、ギャラリーの閉館時間を過ぎるくらい熱心さに、取引所の担当者も「またお出で下さい」と感心されていました。

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