大学紹介

鹿野ちゃれっじ 2016 第2弾

Date.

16/11/30

 11月19日~20日、国際教養学部 国際観光学科 久保 由加里 准教授ゼミ生と有志学生、留学生別科の留学生9名の合計23名で、鳥取県鳥取市鹿野町でのフィールドトリップを行いました。
 「鹿野ちゃれっじ」とは、NPOいんしゅう鹿野まちづくり協議会主催の地域活性化プロジェクトで、「チャレンジ」と「カレッジ」をかけあわせた造語であり、鹿野町の地域資源である、「農」「まちづくり」「演劇」を三本柱に据えて展開する観光交流事業です。
 昨年に引き続き、今回も鹿野町河内地区の耕作放棄地の再生プロジェクトに参加し、日本の農業の現状について知ってもらうとともに、留学生たちに城下町鹿野でのインバウンド観光のメニューとしての藍染め体験や街並み散策、農村部の日本の原風景に触れてもらうことを目的に企画したものです。
 1日目は、鹿野町の古民家を改装したレストランで「すげ笠弁当」を昼食に頂き、地産地消を目指した名物の郷土料理メニューを満喫しました。その後、河内地区の方に解説いただきながら果樹園プロジェクト地から棚田や集落を回るフットパスを行いました。お地蔵様や紅葉、イノシシの足跡や干し大根など、普段の日常生活が留学生の目には非常に新鮮に映り、興味津々のフットパス体験となりました。
留学生は藍染め体験で自分だけのハンカチ作成を行った後、城下町を街並み散策しました。

 2日目は、再び河内地区での耕作放棄地周辺整備を行い、特にシバザクラの苗を植えるボランティアを実施しました。その後、住民の方々を交えて、2日間の活動を振り返りました。
短い滞在でしたが、鹿野の人々の温かさや優しさを実感し、そして世代や国境を越えた協力や笑顔で一つとなった機会となりました。
 アニメや漫画といった日本のイメージを超えて、自分だけのプライスレスな思い出が残る時間となり、果樹園の実がなり、シバザクラの花が咲くころに再訪できることを夢見て、鹿野町を後にしました。

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