大学紹介

心理コミュニケーション学科1年次生対象の「対人コミュニケーション演習」を実施しました。

Date.

15/06/11

心理コミュニケーション学科では、5月30日(土)・31日(日)にかけて1泊2日の学外演習を実施しました。兵庫県の南西部、播磨灘に浮かぶ無人島(家島)の兵庫県立いえしま自然体験センターにおいて、 1年次生全員を対象とし、友人関係の早期構築とコミュニケーション能力育成を目的としたものです。本学科のアクション・プログラム(AP)に所属している3年次生にも事前のプランニングを行なってもらい、学生のリーダーシップを養う機会でもありました。

 1日目は、大学からバス経由で兵庫県姫路港まで移動し、その後フェリーにて家島に向かいました。到着後、学生たちは10グループに分かれ、釜戸に火をおこす過程からお米を洗い、食材を切り、炒めたりしながら夕食を共同で作る「食事ワーク」をしてもらいました。例年以上にバラエティ豊かな料理がお目見えし、おいしくいただくことができました。皆、時間が経つごとに周りを見ながら自分の役割以上のことを遂行してくれました。その後、AP生の指導のもと小雨のなか「オリエンテーリングワーク」も実施され、1年次生は今までに話したことがない人ともコミュニケーションをとる機会をえたようです。

  2日目は、朝食後から、AP生の指導のもと、カヌー・カヤックを体験するグループと浜辺を使ったワークを行うグループに分かれ、それぞれで活動を行ってくれました。AP生にとっても1年次生への対応に奮闘し、指示が思い通りに伝わらないことや予定通りにスケジュールが運ばないことに苛立ちを覚えながら、声を張る屋外でのリーダーシップの難しさを学んでくれたと思います。翌日が授業であったにも関わらず、1年次生もAP生も他者と関わりながら、携帯電話の電波も入らない無人島で有意義な時間を過ごしてくれたことと思います。

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