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400年の文化遺産、江戸時代の歴史街道が現代に蘇る!~「ひと・まち・であう」プロジェクトの中山道宿場町を活用した地域活性化への挑戦!~(枚方キャンパス)

Date.

12/07/02

武佐宿(むさじゅく)中山道の六十七次の宿場町
 この度、「ひと・まち・であう」プロジェクトは、江戸時代に栄えた中山道の宿場町、武佐宿(滋賀県近江八幡市武佐)を復活させるまちづくりに参画・協働することとなった。

坂元悦子さん(ビジネス学部 経営デザイン学科 2年、「ひと・まち・であう」プロジェクト所属)

「私たちは、江戸時代に中山道六十七次の宿場町として繁栄した武佐宿を現代に新しく蘇らせるまちづくりに挑戦することとなりました。武佐宿は江戸時代に商人や物資の往来が盛んで市も開催され、今なお大名の宿泊所である本陣、旅籠、商家など、江戸時代400年の文化遺産が継承されています。

ふるさと歴史講演会
 私たちは武佐町で開催された"ふるさと歴史講演会"(6/15-16)に地域住民、近江八幡市議員、滋賀県議員の方々と集い、まちづくりについて活発な意見交換を行いました。
 初日は、"先人の遺産を活用した地域活性化のまちづくり"というテーマで、高野山大学客員教授の高橋寛治先生による課題提起の後、参加者一同で400年の文化遺産を現代に活かす議論を交わしました。

学生による地域活性化の事例発表
 二日目は、三登康太郎さん(現代社会学部法律政策学科3年次生)が、空き家を活用した地域活性化の事例発表を行いました。そして、今年度末には、学生による江戸時代の文化遺産を活用したまちづくりの提案を行うこととなりました。
 今回の参加者との議論で得たことは、①地域主導型のまちづくりが必要、②農村の多様性を復活させる、③観光のみを頼りとしない、④地域の中で経済を循環させる、⑤小さな自治をつくる、という5点です。
 今後も大学での学びを活かして、江戸時代の賑わいと活気を現代に新しいかたちで蘇らせ、地域活性化に貢献していきたいと考えています。」

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