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シンガポールフィールドトリップ研修報告

16/04/05

シンガポール協定校Nanyang PolytechnicのBusiness Management学部との交流と現地の日系企業の経済活動を通じて、シンガポールを学ぶ本プログラムも3回目となりました。 今年は、外務省主催の日本・シンガポール外交関係樹立50周年記念事業として、Nanyang Polytechnicとの交流を行いました。

【協定校Nanyang Polytechnicとの交流】
現地学生との交流を楽しみに事前準備してきた英語での日本紹介プレゼンテーションを実施。四季折々の祭りや食事など日本文化、大阪の文化や名所、大阪国際大学の紹介など司会から発表まで全て学生で行いました。またシンガポールの概要、文化についての授業をBenson教授に担当頂き、明日のフィールドトリップの事前準備を行いました。
また巨大なキャンパスの中に、いろいろな経営スキルを学ぶための様々な施設があり、コンビニと購買部の店舗実習体験や学食体験、トレーニングジムでエアロビクスも行い、NYPキャンパスライフを満喫することができました。

翌日は、NYP教員と学生とともにシンガポールの多様性と歴史を学ぶフィールドトリップを行い、発展の基礎を築いたラッフルズ上陸の様子やリトルインディアやチャイナタウンを解説頂きながら、散策しました。夜は期間限定の噴水ショーやプロジェクションマッピング、野外アートを楽しみながら、NYPの友だちと一緒にプライスレスな時間を過ごしました。

【日系企業訪問】
金融業と総合電機メーカーの日系企業3社を訪問し、企業活動からシンガポールを研究しました。
参加者7名のうち、3年生が2名、それ以外は1年生と2年生のために、就職活動に役立つ話はもちろん、下級生でも分かりやすいように経済発展中のASEANで銀行が行っているビジネスを通じ、シンガポール、ASEANを学びました。
また総合電機メーカーの地域統括会社では、地域ごとの戦略分野のマーケティングや経営哲学について学び、実際に工場見学を行って、高性能・高品質の製品を日本はもちろんアジアへ輸出することで、長年にわたってシンガポール社会で確固たる地位を築いてきた信頼の証を見ることで、日本のモノづくりの凄さについて再認識することができました。

【旅行業界研究】
シンガポールから日本へ、日本からシンガポールへというインバウンド観光とアウトバウンド観光、旅行企画が実現しパンフレットになるまでの過程や旅行企画の取材、今やシンガポールのランドマークとなったマリーナベイサンズの研究まで、さまざまな分野について研修しました。特に本学卒業生が丁度シンガポール支店で働いており、先輩から旅行業界の生の話や苦労話を聞くことが出来て、学生達も大満足でした。また支店長をはじめトレーナー役の皆様の熱い話に触れ、旅行業界について改めて興味を持つ学生もいました。

現地で出会ったシンガポーリアンはもちろん日系企業で働く人々に刺激を受けて、「卒業までの大学時代をどのように生活するか」、「海外勤務をするために必要な英語力と能力」、「企業に就職して働く意義や楽しさ」などについて自分に何が足りないのか明確になったと思います。
また海外に出ると、日本では考えもしなかった見方で物事を捉えることが出来ます。経済発展が続くASEANの中心地シンガポールから日系企業やそこで働く方々、先輩の活躍を見ることで、自分の興味や研究はもちろん、就職活動や人生のキャリアデザイン、人生観まで変えるきっかけとなりました。
彼らのこれからの飛躍を楽しみにしています。

お世話になった皆様、ありがとうございました。

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