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淀川「庭窪ワンド」保全活動に参加しました

15/06/10

5月30日(土)に、庭窪ワンド保全活動に参加しました!昨年に引き続きやる気満々のメンバー達。もちろんプレッパーズ部も参加しました!今回は多くの連携団体、大学が参加し、総勢50名を越える人数での実施となりました。

今回は、清掃活動などの保全活動だけに留まらず、魚類調査を実施し、地引網での庭窪ワンドの生態系も調べました。調査目的は、淀川水系の本来の姿を維持するべく外来魚の駆除と天然記念物と国内希少野生動植物種に指定されている淡水魚・イタセンパラを野生復帰(現在イタセンネットが保護し、放流するタイミングを計っています)させることです。現在は、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚によって在来種が捕食され、住処を奪われているため、外来魚の駆除を行いながら、イタセンパラが野生復帰できる元の淀川の姿に戻すべく奮闘しています。 今回は、人数が多かったこともあり、プレッパーズ部は、魚類調査の担当班になり、地引網での捕獲と外来魚と在来魚(この日は、カネヒラ、フナ、オイカワなど10種類以上見つかりました。)の選別作業を行いました。

ここでで終わらないのがプレッパーズ部です!今回は駆除した外来魚のうち、ブラックバス、ライギョ(カムルチー)、ブルーギルを処理して、頂きました。外来魚ということで、試食に参加した学生や団体の方は、なんとなく美味しくないイメージを持っていたようですが、「淡白な白身で美味しい」と非常に好評でした。

庭窪ワンドの保全活動には、今後毎月参加していく予定をしていますので、興味のある方はぜひご参加ください。
プレッパーズ部では、「もしもの時に備える」ために、サバイバルスキルを高めるトレーニングをしています。普段は食べない外来魚を調理したのも、もしもの時の食料を確保するためのスキルの一つです。これから「水の確保の仕方」「水の浄化方法」「体温保持の方法」等々、もしもの時に役立つ知識と技術のトレーニングを行っていきます。興味のある人はぜひ入部して下さい!

参考:前回のようすはこちらから

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