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Panasonicによる「ユネスコ世界遺産中国麗江エコラーニングプログラム」に本学学生2名がボランティア参加!

14/02/27

  2月10日~12日に、中国雲南省麗江市で行われた、Panasonicによる「ユネスコ世界遺産エコラーニングプログラム」をサポートするために、本学学生2名がボランティアとして参加しました。

  このプログラムは、Panasonicがユネスコ(国際連合教育科学文化機関)と協同で、世界遺産とその保護を学ぶワークショップを現地の子どもたちや次世代リーダーを対象に、世界各地で行っているものです。
  学生2名と引率職員の合計3名は、2月10日~12日までの間、プログラムに参加して、麗江市世界遺産保全局による講義、21世紀の現代も使われている象形文字である「東巴(トンパ)文字」ワークショップにも参加し、約800年の歴史を持つ麗江と中国少数民族ナシ族の文化や精神について学びました。

  またフィールドトリップとして、ナシ族の文化の象徴である泉(玉泉公園)、玉龍雪山も訪問。子どもたちと共に、麗江とナシ族の文化を育んだ雄大で豊かな自然に触れることができました。
  そして、この麗江はもう一つのシルクロードとして有名な「茶葉古道」という交易路の中継地として、遠くはチベットの馬、中国の茶、中国とインド、ミャンマー、タイとの貿易ルートとして繁栄し、さまざまな民族や文化が融合した所でもあります。麗江旧市街とともに世界遺産に認定された束河古鎮にある「茶馬古道博物館」を訪問し、プーアル茶や塩などの交易品、交易路によって融合したナシ族文化など、プログラムを通じて幅広い内容を学ぶことができました。

  麗江は年間の訪問観光客が1000万人という一大観光都市ですが、その反面、観光開発の影響や衛生面の負荷も深刻と聞きました。貴重なこの世界遺産を地球の宝物として、何世代にも渡って残していくという今を生きる人類の義務としての役割を考えさせる機会となった時間となりました。

  ボランティア学生たちは、横断幕を持ったり、プログラム運営のサポートを行ったり、参加者にインタビューをしながら、撮影や原稿を書き留めて、プログラム報告をまとめる作業を行いました。これらはPanasonic Kids School内にあるホームページに掲載される予定です。
  最後に、お世話になったPanasonic関係者の皆さま、そして子どもたち、現地で知り合った全ての皆さま、お世話になりまして、本当にありがとうございました!
  謝々大家!(皆さんありがとう!)

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