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教職員対象「人権現地学習会」を実施

13/09/09

  大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部人権教育センター(川村幸治センター長)による恒例の「現地学習会」が8月9日、大阪生野区鶴橋を舞台に実施されました。

  「現地学習会」は、入校1年目の教職員を対象に、人権に関するセンスを身に着けてもらうためのフィールドワーク型研修会です。今年度は法人本部および大学・短大から38名が、「多文化の理解と共生社会の実現」をテーマに在日韓国・朝鮮人の大阪における歴史や生活文化等を学びました。

  ガイド役のキム・カンミンさん(コリアNGOセンター)の案内に従い、「日本最後の闇市跡」と言われる迷路のような鶴橋駅前商店街を抜け、御幸戎神社で王仁博士の詠んだ「難波津の歌」の碑を鑑賞、伝統雑貨から最新のK-POPまで様々なショップが軒を連ねる生野コリアタウンでは、キムチ製造現場の見学を行った後、冷たいコーン茶を飲みつつ、キムさんからじっくりと在日コリアンについての話を伺いました。

  ご自身の苦しかった子供時代の話に熱が入り、涙声になる場面もありましたが、キムさんの解説は終始分かりやすく、普段耳にすることのないリアルな話に驚いたり、このフィールドワークのリピーターにも新たな感動を与えるなど、大変好評でした。当日は猛暑日でしたので、また涼しくなったら再訪をと考えた参加者も多かったのではないかと思います。


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